側方偏位とは?
矯正治療における側方偏位とは、上下の歯の中心(正中線)がお顔の真ん中(正中線)に対して左右どちらかにずれている状態を指します。このずれは、歯の生え方や顎の骨格的なずれが原因で起こることがあります。
※ 一般的にお顔の真ん中(正中線)は鼻の下の人中を基準とすることが多いです。
側方偏位のタイプ
骨格的なもの
上顎または下顎の骨格的なずれによる側方偏位。お顔(正面から見た際)にも左右の非対称感が認められます。
歯の位置によるもの
歯の生え方が不規則で生じる側方偏位。お顔(正面から見た際)には左右の非対称感が認められません。
側方偏位の原因
遺伝的な要因
骨の成長は遺伝的要因が大きく関わっています。
悪習癖や生活習慣
(舌癖、口呼吸等)
悪習癖は歯や顎骨に対して良くない力加え、側方偏位を助長します。
歯並びによるもの
歯のガタガタにより上下の歯の正中がずれることがあります。
側方偏位の弊害
見た目が気になる
お顔の真ん中に対して上下の歯の真ん中がずれているため、見た目が気になる方もいます。また、骨格的な要因が強い方に関してはお顔の左右非対称感を気になさる方もいます。
著しい歯の咬耗や
将来的な咬合崩壊につながる
『交差咬合』や『鋏状咬合』といったかみ合わせは奥歯をかみ合わせた際に、異常な咬合力等による咬耗により奥歯などの歯の寿命を短命にしてしまう原因となります。その結果、補綴処置が必要となったりします。
上顎前突の治療
ラビアル矯正(表側)
表側(唇や頬っぺた側にボタンを付けるもの)からやるものや裏側(舌側にボタンを付けるもの)があります。どんな症例にも対応が可能になっております。
マウスピース矯正
マウスピースを食事以外の場面で付けていただきます。一日23時間程度の使用が推奨されております。ワイヤー矯正に比較し、適応症例は限定的となっており、場合によってはワイヤーと併用して使用することもあります。