子どもの矯正

CHILDREN ORTHODONTICS
01ABOUT

子どもの矯正治療とは?

一般的に矯正治療は歯並びの時期によって2段階に別れています。
まだ乳歯(子どもの歯)と永久歯(おとなの歯)が混ざっている混合歯列期という時期に行う矯正治療をⅠ期治療(子どもの矯正治療)と呼び、あごの成長がある程度ピークを迎え全て永久歯が生え変わった後に行う矯正治療をⅡ期治療(大人の矯正治療)と呼びます。

子どもの矯正治療は大人の矯正治療へとつながる大切な段階になります。
顎の成長、乳歯から永久歯への生え変わりという出来事があり、歯並びを形成する上で大切な時期となります。
成長という不確定な要素があるため、子供の矯正治療こそ正確な診断が必要であり、この段階での治療が大人の矯正治療でより良い結果へ結びつけることとなります。

また、子どもの矯正治療は、それぞれのお子さまによって、『すぐに始めた方が良い子』、と『少し時期を待っても良い子』の2グループに分かれます。
つまり、いつから治療を開始すべきかを矯正治療の専門家が見極めることが重要です。

02TARGET

対象

基本的には、第一大臼歯(別名:6歳臼歯)が萌出し始める時期から第二大臼歯(別名:12歳臼歯)が生えそろうまでとなります。
そのため、対象年齢としては、あくまで目安とはなりますが6歳~12歳となります。
しかし、場合によっては、早期に始めた方が良い方もいらっしゃることから、矯正治療をお考えになっている方は専門家に一度ご相談されることをお勧めします。
子供の矯正治療は成長などの不確定な要素があるため、正確な診断と定期的な変化の経過を追っていくことが必要です。

03NECESSITY

必要性

子どもの矯正治療は、早期に始めた方が良い方や大人の矯正治療のステージまで時期を待ったほうがよい方がいます。
現状の歯並びやかみ合わせだと歯や歯肉に大きなダメージが出たりする方や、正常な歯の生え替わりが難しい方などは、永久歯の歯並びに大きなマイナスとなる為、早期に行った方が良いです。

早期接触

臼歯のシザースバイト

臼歯のクロスバイト

埋伏

04MERIT

メリット

01

早期な悪習癖の除去や口周りの筋肉の調和による歯並びの適正化

不良な習癖や成長に悪影響を及ぼす因子を取り除き、口周りの筋肉(口腔周囲筋)のバランスを整えることで正常な顎の発育を促す環境を整えたり、不正な筋肉のバランスによる歯並びの悪化を防ぎます。

02

乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)への生え変わりのフォローアップ

乳歯から永久歯への生え変わりが難しく、埋伏歯(骨の中に埋まってしまう歯)となってしまう確率は3~8%という報告があります。
子どもの矯正治療では、このような歯が埋まってしまう事は回避し、できるだけ乳歯と永久歯の交換を利用し、永久歯を正常な位置に誘導します。

03

成長を利用して上下のあごの大きさのバランスを整える

精密な検査により、上下のあごの大きさのバランスを診断の上、必要であれば成長を促進または抑制するような装置を使い、骨格のバランスを整えます。

04

早期の咬合異常の発見及び治療による成長に伴う更なる悪化の防止

早期接触、シザースバイト、クロスバイトなどの咬合異常は放置しておくことにより、更なる悪化を引き起こし、歯に大きな負担がかかります。
実際、歯の欠損や動揺、歯肉の退縮、かみ合わせの悪化が引き起こされます。そのような咬合異常は早期に改善します。

05DEVICE

主に使用する装置

ヘッドギア

上顎前突(出っ歯)の症状に対して、上あごの成長を抑えたり、上あごの歯列全体を後方に移動させる目的で使用をします。主な使用はご自宅(就寝時も含め)で使用をいただきます。

フェイシャルマスク

下顎前突(受け口)の症状に対して、上あごの成長が劣っている場合に使用をします。主な使用はご自宅(就寝時も含め)で使用いただきます。
上あごの成長が最も旺盛な時期にピンポイントで使うことが多いため、使用期間は1~2年程度となることが多いです。

バイトプレート

噛み合わせが深く下の前歯が上の歯肉に当たり炎症を起こしている患者さん等が適応になります。
取り外しが可能で、スポーツと食事の時以外に使用します。

リップバンパー

主に下あごに装着する装置で、唇からの力をバンパーによって防ぎ、前歯の歯並びが悪くならないようにしたり、下の歯列全体を後方に移動したりする装置です。取り外しが可能な装置となります。

U-アーチ

ブラケット(歯につけるボタン)を部分的に付けて上下の前歯を上下、前後に動かし前歯の不正なかみ合わせを改善します。

リンガルアーチ

舌側に装着する装置です。
永久歯の生える隙間の維持などに使用します。

プレオルソ

主に乳歯列期の反対咬合に使用します。
また、口周りの筋肉の訓練や保定装置としても使用します。

拡大床

上あご、下あごどちらにも使う装置になります。
歯を外側(頬側)に移動することで、きれいに歯をならべるスペースを作る装置になります。
一方であごの骨格を広げる装置ではない為、無理な拡大は歯に対して悪影響が出てきてしまうので注意が必要です。