【実際の症例】外科的矯正治療にて著しい顔貌の変化を得た顎変形症患者様!
『顎矯正手術』って聞いたことありますか?顎変形症患者様に行う手術を伴う矯正治療の方法となります。本日は、顎変形症の患者様に外科的矯正治療を行った治療についてご紹介させていただきたいと思います。外科的矯正治療は確かに全身麻酔を伴う手術を行う必要があり、とても大変な治療となりますが、歯だけでなく骨も移動させるため、著しい顔貌の変化が生じます。とても魅力的な治療法ですので、是非最後まで読んでください。もちろん、最初に『顎変形症』と『外科的矯正治療』についてもご説明させていただきます。
顎変形症とは?
顎変形症とは、上下のあごの骨の大きさや形、位置などの異常、バランスの異常などによって生じる状態の総称です。たとえば、下あごのみが大きくなると、顔つきは下あごが突き出た状態となり噛み合わせは受け口になります。このような状態は下顎前突症といって顎変形症の一つです。顎変形症になると、噛み合わせが悪いために食べ物が噛めなくなったり、口の中の変形によって言葉が正しく発音できなくなったりします。同時に、顔の形に変形を生じるために、精神的ストレスの原因となる場合もあります。また、顎変形症といってもアンバランスの程度は患者様それぞれとなります。
外科的矯正治療とは?
顎の骨のずれや変形など、歯の矯正だけでは十分な改善が難しい場合に、顎の骨を切る手術(顎離断手術)を併用して行う矯正治療のことです。単に噛み合わせを改善するだけでなく、顔貌の歪み等も同時に改善できます。
この後に外科的矯正治療を行い、著しい顔貌の変化を認めた患者様についてご紹介させていただきます!
症例の概要
主訴:下あご下ている。あごが曲がっている。


治療Plan
抜歯部位:非抜歯
手術Plan:上あご(LeFortⅠ型骨切り術)、下あご(SSRO)、あご先の手術(Genio Plasty)
治療経過
手術前の矯正治療を行っています。

手術直前

治療終了時
著しく突出していた下あごの後退と、曲がっていたあご先が改善されました。


まとめ
本日は、外科的矯正治療を選択した患者様についてご紹介させていただきました。顎矯正手術は矯正治療単独の治療に比べて大変ではありますが、歯並びだけではなく、顔貌の著しい変化を期待できます。矯正治療は自分がどのような事を期待して治療を行うかがとても重要なので担当医としっかり話し合って治療方針を決めるのが大切です!なにか歯並びのことで心配なことやお悩み、何でもよいので相談したいことがあれば、矯正歯科Y’s溝の口の初診カウンセリングをぜひご利用
本日ご紹介した症例の概要

監修歯科医師
山口浩司
資格
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本顎変形症学会 認定医
略歴
- 鶴見大学歯学部 卒業
- 明海大学形態機能成育学講座歯科矯正学分野 入局
- 明海大学形態機能成育学講座歯科矯正学分野 病院助教