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【徹底解説!】こどもの矯正治療(Ⅰ期)と大人の矯正治療(Ⅱ期)の違いとそれぞれの治療目標!

皆さんこんにちは!矯正歯科Y’s溝の口院長の山口です。本日は一般的に皆様がお話ししている子供の矯正治療と大人の矯正治療についてお話しします!昨今、SNSやインターネット上で多くのことが書かれていますが、学術的な視点も含めて詳しくお話しします!

まず,大前提として、矯正治療は2段階で治療を行う治療になります。混合歯列期に行う子供の矯正治療(一期治療)と永久歯列期に行う大人の矯正治療(二期治療)となります。子供の矯正治療と大人の矯正治療は治療目標や治療ゴールが全然違います!また、子供の矯正治療を行わないと大人の矯正ができないのか?という質問もありますが、そんなことはありません!結論は矯正治療はいつからでも始められます!一方で、子供のうちから矯正治療をやっておいた方がプラスになる人もいます。ただ、あまりプラスにならいない人もいます…子供の矯正治療は全員が必ずやった方がいいものでもないのでそのような点も含めて本日はごしょうかいします!

大人の矯正治療とは?

大人の矯正治療とは表側や裏側にブラケット(歯につけるボタン)を装着してワイヤーにて歯を動かすものやマウスピースにて歯を動かすものがあります。つまり一つ一つの歯を細かく目標の位置を決めて並べていく治療になります。

(1)治療時期

前から7番目の歯である第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてきたら治療の開始時期となります。したがって大人の矯正治療と記載していますが、成人の方に行うなどの治療ではありません。お口の中の歯が全部永久歯の方に行う治療になります。

(2)治療目標

歯並びを綺麗にするのはもちろんですが、見た目(出っ歯等)もよくしっかりとした噛み合わせを構築します。当院では審美性も大変重要視しております。E-line,ナゾラビアルアングル、Z-Angleなどの軟組織の指標も注視して治療計画の立案を行っています。

(3)使用装置

主に使う装着としてはワイヤーのものとマウスピースのものがあります。これに加えてプラスアルファーで他の装置も使う場合もあります。

(4)治療期間

約2〜3年程度を有します。もちろん歯並びの状態や目指す目標、そしてここの歯の動きやすさにより治療期間に誤差は出てきます。

子供の矯正治療

子供の矯正治療の装置は紹介しきれないくらいたくさんの装置があります。同じ歯の動きを行う装置であっても自分で取り外せるものや、担当医でのみ脱着が行えるもの。使用時間が一日中なのか夜だけなのかと言ったように患児各々の状態を加味して使用する装置を選択します。

(1)治療時期

基本的には第一大臼歯(6歳臼歯)が生え始めた頃が治療開始を検討する時期になります。一方で6歳臼歯が生えてきたから必ず行った方が良い訳でもありません。始めた方が良いのか?もう少し待った方が良いのかは実際治療を,行う矯正医にしかわからないです。また、何かの原因で6歳臼歯か生え辛くなっている人も一定数います(症例①)。そのため、歯並びが気になったらその時に矯正相談にいき、始めるべき時期は,矯正専門の先生にきめてもらうのがいいと思います!

(2)治療目標

治療目標は①永久歯が生えてくるように、するためのお手伝い②適切な噛み合わせの構築の2つになります。大人の矯正治療の目標である見た目を綺麗にするなどは全く行わない訳ではありませんが、子供の矯正治療では治すことが難しいケースもあるため、大人の矯正治療に残しておいて、永久歯に生え変わった時に治す患児さんもいだらしゃいます。では①永久歯が生えてこないとはどのようなことかと言いますと、骨の中に歯が埋まってしまい、口の中に生えてこないはになります。一般的に埋伏歯と言われます。発生頻度としては、約10%程度と言われています。決して珍しいことではありません。歯が一本出てこれていない状況は矯正治療が困難になります。また、場合によっては矯正治療のみでは適切な噛み合わせを作る事が難しくなり、歯を補うような治療も追加でおこわなければならないこともあります。そのため、大人の歯が生えてきやすくなるような環境作りを行なったり、口腔外科の先生と,協力して埋まっている歯を引っ張ってくるような治療(症例②)を行います。②の適正な噛み合わせの構築とはどのようなことかというと、歯はそれぞれ適切な役割があり、その役割にしたがって歯の形や周りの骨やお肉を形成しています。もし、役割と違った機能になっていると歯そして、周りの組織にダメージをおってしまい,歯の寿命が減ってしまったり、咬合の崩壊につながったりします。そのため子供のうちにこのような噛み合わせが見られた場合は早期にとってあげます。(症例③)このように基本的には永久歯の寿命が少なくならないようにする治療がメインになります。これに加えて、子供のうちにしかできない顎の成長をコントロールし、骨格的な不正の改善をしたり、大人の矯正治療に向けての前準備として治療を行ったりします。

(3)使用装置

種類はとても多くあります。そのため、患児それぞれのパーソナルリズムを考慮し、治療装置を決めていきます。同じ効果を期待する装置でもなんかもあり、それぞれに利点と欠点があります。

(4)治療期間

積極的に歯を動かして行く期間は2年程度となります。しかし、子供の矯正治療の重要な目標に生え変わりのフォローアップがあります。そのため、生え変わりが終わるまでの間は定期的な通院を推奨しています。しかし通院間隔はそれぞれの状況により違い、最大で一年後という方もいます。

まとめ

本日は大人の矯正治療と子供の矯正治療について解説させていただきました。

実際、いつから始めたらいいの?と思う方もいらっしゃると思います。矯正治療は始めたいと思った時が開始する時期だと思います!始めたいと思ったら是非、矯正歯科専門医院である『矯正歯科Y’s溝の口』を受診してください。矯正治療を始めるべきか否かの判断や適切な開始時期の見極めは、適切な診査・診断を行える矯正専門医でないとわかりません。矯正歯科Y’s溝の口は日本矯正歯科学会認定医である院長が自ら初診相談から検査及び診断そして治療まで行う矯正専門医院となります。

初診の相談は無料です!是非、歯並びでご相談したいことがある方は当医院を受診してください。