サージェリーファースト?サージェリーアーリー?新しい顎矯正手術!
皆さんこんにちは!矯正歯科Y’s溝の口院長の山口です。当院では、顎変形症の患者様に対しての治療アプローチとして従来の顎矯正手術ももちろん行いますが、「サージェリーファースト」と「サージェリーアーリー」の2つの選択肢も提供しています。これらは従来の顎矯正手術とは異なる方法で、患者様にとってのメリットとデメリットを理解した上でどの治療法が自分に合っているか、選択していく必要があります。本日はそんな顎矯正手術の種類についてご説明させていただきます。

サージェリーファーストとは?
サージェリーファーストは、顎の手術を矯正治療の最初の段階として行います。

つまり、術前の矯正治療を行わず、まず手術を先行して実施し、あごの位置を理想的な位置に戻した上で、術後に歯列や咬み合わせの調整を行います。
【メリット】
①治療期間の短縮
従来法では術前矯正に1~2年かかる場合がありますが、サージェリーファーストでは、その期間が短縮され、全体の治療期間を短くできます.
②早期に見た目の変化が実感できる
外科手術で顎のずれを修正するため、早期に顔のバランスが整い、見た目の改善を実感できます.
③治療開始時期や手術時期を自分で決められる
従来の外科矯正では、術前矯正の進捗状況などにより手術時期が遅れる場合がありますが、サージェリーファーストでは、治療開始前に手術時期を自分で決められるため、治療のタイミングを逃しません.
④矯正治療中の容貌と咬合の悪化を防ぐ
従来の外科矯正では、術前矯正中に顔貌が悪化したり、咬合が悪化したりすることがありますが、サージェリーファーストでは、外科手術で顎の位置を正してから矯正治療を行うため、容貌と咬合の悪化を最小限に抑えられます.手術によって顎の位置が早期に改善され、見た目の改善を早期に改善できる。
⑤装置の選択ができる
自費診療の矯正治療のため、装置に基本的な制限がないため、目立ちにくい矯正装置も使用できます。
【デメリット】
①費用が高額になる
サージェリーファーストは、保険適用外の自費診療となるため、費用が高額になります
②術後に噛み合わせが不安定になる場合がある
術後に咬み合わせが不安定な時期があり、咀嚼などの機能面で一時的な機能低下があります。
アーリーサージェリーとは?
アーリーサージェリーは、従来の矯正治療と同様に手術前に矯正治療を行います。しかし、従来と違う点として、保険診療の流れに沿って術前矯正を行いながらも、早期の段階で外科手術を実施する治療法です。このアプローチにより、治療全体の効率化と期間の短縮を目指します。つまり、従来の矯正治療とサージェリーファーストの間に位置しており、いいとこ取りをした治療になります。
【メリット】
①治療期間の短縮
術前矯正期間が短縮されるため、全体的な治療期間を短くできます。手術日選択の自由度の向上。
②術前矯正による顔貌の変化の抑制
従来の方法と比較し、術前矯正期間が短くなるため、顔貌の変化が小さく、一時的な顔貌の悪化を抑えることができます。
③保険診療の適応
従来の顎矯正手術と同様に保険適応の治療となります。
【デメリット】
①装置の選択を行えない。
保険診療の為、装置の選択は行えません。
②適応症例が限られる。
症例によっては大きく恩恵を受けることができない方もいます。(術前矯正の大きな短縮が難しい患者様もいます。)
結論
それぞれの治療法に利点・欠点があるので、自分にとっての優先度をしっかり整理し、どの治療法を選択するかを決めるとよいと思います。サージェリーファースト法は矯正治療の豊富な知識と熟練した知識が必要となります。矯正歯科Y’s溝の口では顎変形症学会の認定医(矯正歯科)の資格お要する院長が診断から治療まで行いますので、安心して矯正治療を行うことが出来ます。初診の相談は無料です!是非、歯並びでご相談したいことがある方は一度足を運んでください。スタッフ一同丁寧にご対応させていただきます。
監修歯科医師
山口浩司
資格
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 日本顎変形症学会 認定医
略歴
- 鶴見大学歯学部 卒業
- 明海大学形態機能成育学講座歯科矯正学分野 入局
- 明海大学形態機能成育学講座歯科矯正学分野 病院助教